「歯を治療し終わったし、これでもう大丈夫」
「一度治したところが何でむし歯になるの?」
「別に今何も歯のことで困っていないし、何かあったら受診しよう」
このように思ったことはございませんか?
3大歯科疾患にはう蝕、歯周病、損耗症がありますがこれらは生活習慣と密接な関係があり、一度治っても再発する可能性があります。根管内の感染症である根尖病変も再発したり根自体が割れてしまう可能性もあります。
また疾患によって失った歯を被せやインプラント、入れ歯などの修復リハビリテーションによって機能・審美の回復を行っても、修復物は人工物ですので永久にもつものではありません。見えないところで問題が起こっていたり、修理が必要な場合もあります。
そして疾患の再発や修復物の故障は、予防することができます。再発や問題が生じた場合でも、早期に発見できればその後のリカバリーがしやすくなり費用や時間も節約できるかもしれません。
また、歯以外の部分のチェックも大切です。舌や歯肉にも「口腔がん」ができることがあり、これらが一番発見されることが多いのは実は歯科医院なのです。
ですので、何か問題が起こったときに歯科医院を受診するよりも問題が起こる前に・問題が小さいうちに定期的にメインテナンスを受診することが重要です。